· 

井上賢一

掲載号【201807】


  • 使っている素材(画材・道具・器具など)を教えてください。

キャンバスにアクリル、ニス。
最近はキャンバスの代わりに杉板を使う事が多くなりました。
杉板の場合バーナーを使って焼きます。

 

  • なぜ、その素材を使うのですか。

自分に合っている。面白いからです。
杉板を使うようになってからは、木目を意識した作品が多くなりました。

 

  • 制作上でのこだわりはありますか。

作品造りの初期の頃から、渦を巻くような木目には ずっとこだわり、懐かしさと憧れのようなものがあります。

 

  • 作品を作る上で心がけていることはありますか。

「見る」という事は、何だろう?という事を常に意識してます。
「見る」という事は、結局のところ現実とは何だろう?ということにも繋がってくると思います。

 

  • インスピレーションを受けるもの、受けたものはありますか。

今までの人生で初期の頃は東照宮の過剰な装飾。
最近は書道。

 

  • 制作に影響を受けたと感じる出来事などがあれば教えてください。

ポロックの抽象表現主義と書道家の井上有一との出合い。
どこか似ているんです。

 

  • 制作に行き詰まった時にすることは何かありますか。

何もしないで淡々と日常生活を送る事。

 

  • 好きな作家はいますか。

書道家の井上有一。

 

  • 制作を始めたきっかけは何ですか。

気がついたら、始めていた。

 

  • 最終的に目指しているものはありますか。

解放されたい。

 

  • もう作家はやめよう、と思ったことはありますか。

特に無いです。

 

  • 生まれ変わったらまた作家になりますか。

もう十分。別の職を体験したい。

 

  • あなたにとって作品をつくることとはどういうことですか。

自分を客観的に見つめ直す、足掛かり。

 

  • 最後にプロフィールなど。

1958 大分県生まれ。
1982年創形美術学校版画科卒業

〈個展〉
1984年~2019年
ギャラリー檜、真木田村画廊、ギャラリーサージ、等々

〈グループ展〉
1988年1989年
大谷地下美術展
1991~1994年
名栗湖野外美術展
2016年
エロスの饗宴展
2017年
開かれた孤独展
2018年
自由を生む中庸展
等々